弁護士費用:着手金が用意できない場合

弁護士費用:着手金が用意できない

Q:亡くなった父の遺産は多いようですが,私には手持ちの資産がなく,最初に支払う着手金を用意する余裕がありません。

このような場合,弁護士費用(着手金,報酬金)について相談することはできますか?

(※報酬金とは,獲得した際にいただく成功報酬のことです。)

 

A:遺産獲得の見込み,論点の多寡及びご依頼者の経済状況等を踏まえ,着手段階では暫定的に示した着手金でお引き受けすることがあります。

また着手金については,分割でのお支払いで対応することもあります。

 

【具体例】

  • ・さいたま市在住の亡Aさんの遺産が3000万円
  • ・相続人でご相談者Bさんの法定相続分が3分の1。また論点が複数ある。
  • ・Bさん自体は経済的に余裕がない

 

この場合,たとえば着手金を暫定的に50万円とし,報酬計算で不足分の着手金をいただく形で受任することがあります。

 

また案件を進めた結果,たとえば法定相続分より300万円多い1300万円の遺産を獲得できたとします。その場合,以下の額が弁護士費用(着手金,報酬金)の目安となります。

 

【具体的な計算方法】

暫定的な着手金:50万円(税抜)

追加着手金:1300万円×5パーセント+9万円−50万円=24万円(税抜)

報酬金:1300万円×10パーセント+18万円=148万円(税抜)